はじめに
NTTドコモやau、ソフトバンクと言った主要キャリアの携帯電話を使っているけど、月々の利用代金が高すぎる!と言う人も多いかと思います。そんな人にうってつけなのが最早メジャーになりつつある格安SIMや格安携帯と呼ばれるサービス。
でも格安携帯ならば料金がグッと下がってお得になるって言うけど、どうすれば使えるの?と言う人もまだまだ多いはず。
今回はそんな人に向けてどうしたら格安携帯を使えるようになるのか説明していきたいと思います。
MVNOを始めるには
そもそも格安SIMってなんなの?
どんなメリットやデメリットがあるの?
と言う疑問もあるかと思いますが、そこは別記事にまとめてみたのでそちらを見てください。

スマホを用意する
格安携帯を使うにはMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる業者のSIMカードと格安SIMが使えるスマホがなくてはいけません。
自分がもともと持っているスマホを使いたい場合は以下の方法があります。
自分のスマホが対応している格安携帯プランを選ぶ
例えばmineoなら、ドコモの回線が使えるプランDかau回線を借りているプランA、同じくソフトバンクのプランSと選べるので、自分が現在使っているキャリアのSIMカードが使えるプランを選べばSIMロックを解除しなくてもmineoで動作確認済みの端末であれば利用できます。
他の業者でも同様ですが、全ての業者で全てのキャリアが揃っていると言うわけでもなくプランが存在しない場合もあります。
オススメのSIMカードはどれ!?

SIMロックを解除する
購入した時期によってスマホにかかっているSIMロックを解除して、格安SIMカードを使うこともできます。メーカーやキャリアによって全ての電波に対応していなかったり、テザリングができなかったりする可能性もありますので要注意です。
SIMフリーのスマホを購入する
Amazonや楽天などで購入しても良いのですが、ほとんどのMVNOでは一緒にSIMフリースマホを購入するプランもあります。SIMフリーのスマホならば全ての回線が使えるので一番間違いのない方法だと言って良いでしょう。
分割払いで購入した場合、MVNOによって契約解除に縛りがあったり値段が一括より高くなってしまう可能性があるので条件は確認しましょう。
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)の予約番号を入手する
電話番号を新しい格安SIMに引き継ぎたいと言う人はキャリアの店舗に赴くか電話などでMNP予約番号を入手して手続きをする必要があります。
SIMカードを用意する
格安SIMを契約する
格安携帯を利用するには各MVNOの発行するSIMカードを手に入れなくてはいけません。キャリアのように特定のショップを持たない場合が多いので、家電量販店などで購入するかインターネットで契約して宅急便で送られてくるかになります。
ここでよくわからないと言った人は大元がauやソフトバンクと言ったキャリアの携帯事業者と同じでキャリアよりは少ないが店舗を構えていることもあるUQ-mobileやY!mobileといった所謂サブキャリアと呼ばれるMVNO業者を選ぶと良いでしょう。やや料金が高いですがプランを選ぶ際にキャリアと同じく店舗に赴いて直接店員に相談することができます。
プランを決める
今まで自分が使っていた携帯会社のプランに合わせて格安SIMでのプランを決めましょう。
大体が「通話機能があるかないか」「月々のパケット通信の容量がどれぐらいか」「話し放題やカウントフリーなどその他オプションサービスが必要か」ぐらいなので各種縛りや割引などが多い大手キャリアの利用プランよりはシンプルです。
支払い方法を決める
格安SIMではキャリアほど多種多様な支払い方法を選ぶことができないため、コンビニ払いが出来なかったり銀行振込の出来ない会社があったりします。
クレジットカードを使いたくないと言う場合はデビットカードで支払える会社か銀行振込を選べる通信会社を選択する必要があります。
開通作業をする
送られてきたSIMカードに付属している説明を読んでSIMカードを携帯電話に挿入し、インターネットをする場合は通信のAPN(アクセスポイント)を設定する必要があります。やはりここでもよく分からないといった人はサブキャリアなど店舗で購入した時に一緒に設定をしてくれる通信会社を選ぶと良いでしょう。
まとめ
使えるスマホに制限がある以外は基本的にはキャリアとの契約と大差ないことかと思います。やはりここでネックになってくるのは経費削減のためにサポートをする店舗を構えている通信会社がそう多くなく契約や開通といった手続きを自分の手でしなくてはならない事ではないでしょうか。
機械があまり得意でない方には面倒な作業だと思います。代行してくれるサービスを行っているところもあるかもしれませんが、それならばサブキャリアや楽天モバイルなどは店舗で取り扱っている事もあるのでそちらを選択した方が賢明でしょう。
それでもサポートは電話やメール、チャットといった方法になってしまうのでそこが引っかかってしまうと……というのもありますが。
携帯電話の料金を安くできるMVNO。一長一短ですが、検討してみてはどうでしょうか。
コメント